アップル、サンダンス映画祭ドキュメンタリー『ボーイズ・ステート』の権利を1000万ドルで購入

アップルは「ボーイズ・ステート」を1000万ドルで購入し、アメリカの文化的、政治的風土を考察することを目的とした新たな物語を手に入れた。

Apple TV+では政治・社会をテーマにした番組が豊富のようです。「リトル・アメリカ」や「ハラ」といった作品は、アメリカにおける移民家族の生活を丹念に描いています。

「ザ・モーニングショー」は、時として不安定な職場環境で働く2人の女性の視点から、朝のニュースの過酷な世界に飛び込みます。

「ボーイズ・ステート」は、まもなく選挙権年齢を迎える若者たちの視点から、アメリカ政治を垣間見せる作品です。サンダンス映画祭で高い評価を得たこのドキュメンタリーは、アメリカ在郷軍人会主催のプログラムに参加する17歳の少年1,000人を追った作品です。

ボーイズ・ステート・プログラムは、1週間にわたる政治サマーキャンプのようなものです。高校3年生は1週間、グループに分かれて市役所の役人や代表者を選出し、模擬政治活動を行います。

このドキュメンタリーは、ジェシー・モスとアマンダ・マクベインが監督を務め、テキサス・ボーイズ・ステートのプログラムを追ったものです。多様な経歴と政治的見解を持つ4人の少年に焦点を当て、テキサス・ボーイズ・ステートの最高職である知事を目指して政治イベントを企画する彼らの姿が描かれています。

ローレン・パウエル・ジョブズ、デイヴィス・グッゲンハイム、ジョナサン・シルバーバーグ、ニコール・ストットがこの映画の製作総指揮者を務めている。

ハリウッド・レポーターによると、 Apple TV+とA24が10ドルでこのドキュメンタリーの権利を獲得したという。この契約は、映画製作者を代表してサブマリンが交渉した。サブマリンは、オバマ大統領の制作会社ハイヤー・グラウンド・プロダクションズが初めて手掛けた映画「アメリカン・ファクトリー」の制作も担当している。

この映画がApple TV+でいつ配信されるかについては何も発表されていない。