マイク・ピーターソン
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クレジット: AppleInsider
新たな報道によると、アップルは秘密の「アップルカー」プロジェクト用のソフトウェア開発のため、元テスラのエンジニアを雇用したという。
クパチーノに本社を置くテック大手テスラは、自動運転ソフトウェア開発のため、クリストファー・「CJ」・ムーア氏を採用したとブルームバーグが報じた。ムーア氏は、同じくテスラの元幹部で現在アップルに勤務するスチュアート・バウアーズ氏に直属する。
ムーア氏は、アップルで最も影の薄い部門の一つに加わることになる。同社はこれまで、車載事業計画を公に認めたことがない。にもかかわらず、いわゆる「プロジェクト・タイタン」については、離職率の高さや定期的な組織再編の詳細を記した記事など、数多くの報道がなされている。
元テスラのエンジニアであるムーア氏は、2021年初頭、テスラのオートパイロット機能に関する発言で物議を醸した。具体的には、テスラのCEOであるイーロン・マスク氏がオートパイロットの機能を誇張していると示唆した。
ここ数ヶ月、オートパイロットモード中に自動車事故で死亡した男性の遺産相続人が、ムーア氏を証人として召喚するよう求める訴訟を起こした。この事件に関連する法的文書によると、ムーア氏は10月にテスラを退社していた。
ムーア氏は、現在アップルで働くテスラの元エンジニアや幹部の新たな仲間入りを果たす。バウアーズ氏に加え、アップルには現在、テスラの元ドライブトレイン責任者マイケル・シュヴェクチュ氏とインテリア部門責任者スティーブ・マクマナス氏が自動車プロジェクトに携わっている。