ロジャー・フィンガス
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Appleは、Swiftをサードパーティ製アプリでサポートするだけでなく、コアソフトウェアの一部に組み込み始めていると、ソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏(Craig Federighi)のポッドキャストインタビューで語った。
iCloudチームは「自分たちの業務の多くにSwiftを適用できることを心待ちにしている」と、幹部はDaring Fireballのジョン・グルーバー氏に語った。さらに重要なのは、OS XのDockとウィンドウ管理を担当するチームがEl Capitanのすべての機能をSwiftで実装し、コードの大規模な変換に取り組んでいることだ。
フェデリギ氏によると、同グループは「戻ることは考えられないし、スウィフトを使うことでより生産的になる」と語ったという。
Appleのチームが抱える問題の一つは、Swiftがプレリリース状態で作業していることが多いことだと彼は認めた。しかし、Swift 2.0が完成したことで、現在のコード開発はより安定していると言われている。
今月初めにSwiftがオープンソース化された件について、フェデリギ氏は、AppleがSwiftをプログラマーが学ぶ主要な言語にしたいと考えているためだと示唆した。フェデリギ氏の言葉を借りれば、同社はSwiftが「今後20年間のプログラミング業界における主要言語」になる可能性があると考えている。
同副社長はまた、Swift はすでに Github で最も活発な言語であり、その結果、Apple の Swift グループは社内の他のどのチームよりも開発者と関わっているともコメントした。