スティーブ・ウォズニアックはビットコイン詐欺動画でYouTubeを訴えることはできない

アップルの共同創業者スティーブ・ウォズニアック氏は、同氏がビットコインプレゼント企画の主催者であり、自身の画像を使用していると主張する詐欺動画をめぐってYouTubeを訴えていたが、敗訴した。

サンタクララ郡上級裁判所のスニル・R・クルカルニア判事は、スティーブ・ウォズニアック氏によるYouTubeに対する訴訟を棄却し、第230条に基づく免責を覆す十分な要素がないと述べた。これは通信品位法の第230条であり、プラットフォームは通常、ユーザーが投稿したコンテンツに対して責任を負わないと規定している。

ブルームバーグによると、ウォズニアック氏の訴状は、YouTubeが問題の動画をホストしていただけでなく、詐欺行為に「実質的に加担」していたと主張している。ウォズニアック氏は、YouTubeが動画へのトラフィックを増やすためのターゲット広告を販売し、さらにYouTubeチャンネルの認証を偽装したと主張している。

動画では、ウォズニアック氏が、ウォレットアドレスにビットコインを送った人に2倍の金額が返金されるプレゼント企画の主催者であると宣伝されていました。この詐欺には、2020年7月に発生したTwitterのセキュリティ侵害を受けて、ウォズニアック氏の認証済みTwitterアカウントから送信されたツイートが添付されていました。

ビル・ゲイツやイーロン・マスクを含む他の著名人や、アップルのような企業も同じ詐欺の標的になった。

クルカルニア判事はウォズニアック氏に訴状の修正を試みる期間として30日間を与えた。

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