日本のドコモ、今秋からアップルのiPhoneを販売へ - 報道

日本のドコモ、今秋からアップルのiPhoneを販売へ - 報道

ケビン・ボスティックのプロフィール写真ケビン・ボスティック

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新たな報道によると、日本最大の携帯電話会社NTTドコモはアップルとの意見の相違を解決し、今年発売されるiPhoneのサポートを開始する予定のようだ。

この合意に関する情報は木曜日にYahoo! Japanから発信され、ドコモの顧客はおそらく「今秋」にアップルの携帯電話を目にすることができるだろうと述べている。これまでの報道では、iPhone 5の後継機は発表予定日の10日後、9月20日に日本で発売されるとされていた。

ドコモがiPhoneを獲得すれば、通信事業者とAppleの双方にとってメリットとなるだろう。Appleのスマートフォンは日本で好調に売れているものの、国内最大手の通信事業者と提携していないという制約があった。ドコモの顧客は約6,000万人で、日本の人口のほぼ半分を占めている。

ドコモにとって、iPhoneの投入は、同社の無線通信機器における大きな穴を埋めることになる。同社幹部はこれまで、iPhoneの不在が事業に悪影響を与えているという見方を軽視してきたが、昨年はiPhoneの不在が四半期以上の顧客純減の原因であると断言した。

両社間の最大の争点は、ドコモが販売前に自社の独自アプリを端末にインストールすることを希望していたことと報じられている。一方、アップルはiPhoneへのキャリアアプリのインストールを頑なに拒否したため、両社は長年にわたり膠着状態に陥っていた。

今年は両社の交流が活発化し、ドコモの社長は1月に、両社が相互に有益な合意に向けて取り組んでいると述べた。最近では、ドコモの最高財務責任者(CFO)が、iPhoneを自社ネットワークに導入するためにアップルと協力することは、ドコモにとってビジネス上の大きなメリットであると述べた。

価格とプリインストールアプリに関する交渉で、最終的にどちらの企業が譲歩したのかは不明である。ドコモもアップルも、この報道についてコメントしていない。