Appleが7.85インチiPadのプロトタイプを「開発中」と報道

Appleが7.85インチiPadのプロトタイプを「開発中」と報道

ジョシュ・オンのプロフィール写真ジョシュ・オン

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アップルは7.85インチiPadのアイデアや試作品を「検討中」と言われているが、このデバイスが実際に発売されるかどうかは不明だと、関係の深い内部関係者が語った。

Daring Fireballの John Gruber 氏は、「The Talk Show」のエピソードの中で、 The Next Webが報じたように、Apple の研究所に 1,024 x 768 の解像度を持つテスト用の 7.85 インチ iPad があることを知っていると語った。

「多くの人々から、それが検討中のアイデアの一つだと聞いています」と彼は語った。

グルーバー氏は、このようなデバイスの高さは現在のiPadの幅とほぼ同じになると付け加えた。横向きに回転したスクリーンショットで概ね同じサイズをテストした結果、「使える」だろうと考えている。

iPadを縦向きで横向きに表示したスクリーンショット

「文字が少し小さすぎると思う箇所がいくつかあるが、極端に小さいというわけではない」と彼は語った。

グルーバー氏はさらに、7インチiPadが実際に発売されるのか、そしていつ発売されるのかについては「誰からも聞いていない」と述べた。しかしグルーバー氏は、Kindle Fireが大ヒットした場合、Appleは低価格帯のタブレット市場への参入を準備している可能性があると推測した。また、Appleが2012年のiPhoneをWWDCで発表する可能性は低いため、小型のiPadを世界開発者会議(WWDC)で発表する可能性もあると示唆した。

2010年4月に最初のiPadが発売されて以来、より小型のiPadに関する報道は続いている。正確性にはばらつきがあるものの、 DigiTimesは7インチiPadに関する噂の主な情報源の一つとなっている。

2月にウォール・ストリート・ジャーナル紙が、 Apple社がiPad 2と同等の画面解像度を持つ小型iPadのデザインを披露していると報じたことで、より小型のフォームファクタのiPadに関する憶測は現実味を帯びてきた。しかし同紙は、Apple社が単に新しいデザインをテストしているだけで、実際にはデバイスをリリースしない可能性もあると警告している。

最近の報道では、噂の端末には「スリムベゼルディスプレイ」が搭載される可能性も示唆されている。3月に流出したサムスン証券の調査ノートには、Appleがいわゆる「iPad mini」を2012年第3四半期に発売するとの示唆も含まれていた。