アップル、フォーチュン誌のグローバル500社リストで12位

アップル、フォーチュン誌のグローバル500社リストで12位

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アップルはフォーチュン誌のグローバル500社リストで12位にランクイン

フォーチュン・グローバル500社の最も収益性の高い企業リストでアップルは1つ順位を下げ、アマゾンがそれを追い抜いて総合9位となった。

2020年初頭の米国版フォーチュン500リストと同様に、新たに発表されたグローバル・フォーチュン500の売上高ランキングで、AmazonがAppleを上回りました。Amazonは昨年から4つ順位を上げて9位となり、Appleは12位に後退しました。

このリストは、各社が2020年3月31日までに終了する会計年度に公表した総収益に基づいている。それによると、フォーチュンはAppleの収益を2,601億7,000万ドルとランク付けしており、これは2019年のリストから2%減少したことになる。

「強大なアップルは2019年にわずかに業績を落とし、売上高は2%減の2600億ドルとなった」とリストの編集者は指摘した。「コンピューターと携帯電話メーカーである同社の収益力は、この打撃を和らげた」

「3つのカテゴリーがAppleの売上不振を物語っている」と記事は続ける。「Apple全体の売上の55%を占めるiPhoneの売上は14%減少した。ストリーミングやサブスクリプションといったサービスの売上は全体の18%を占め、16%増加した。」

「ウェアラブル製品(AirPodsやApple Watch)やその他の携帯電話以外のアクセサリー(iPod、HomePods、Beats製品)は41%増加したが、全体の9%を占めるに過ぎない」と結論付けている。

アマゾンとアップルの相対的な位置を示す500リストからの抜粋

アマゾンとアップルの相対的な位置を示す500リストからの抜粋

こうした「低迷」により、昨年のランキングから利益は7.2%減少し、553億ドルとなった。フォーチュン誌はまた、資産は3,385億ドル、全世界の従業員数は13万7,000人であると報告しているが、いずれも前年比での変化は示していない。

Appleは1996年から1998年にかけて初めてGlobal 500のリストに載り、最高400位に達した後、2006年に492位で再登場するまで姿を消した。その後は毎年順位を上げ、2014年には15位に達し、2015年もその位置を維持した。

2016年にAppleは9位に躍進し、翌年もその地位を維持したが、2018年と2019年には11位に落ちた。現在12位に落ちた理由の一つは、2009年に初めてリストに載ったAmazonだ。

「これほど大きな企業がこれほど急速に成長できるはずはない」とフォーチュン誌はアマゾンについて述べた。「だが、シアトルに本社を置くアマゾンの2019年の売上高は21%増の2810億ドルとなり、それが同社がグローバル500社で4つ順位を上げた理由だ」