アップル、iTunesクラウドサービスでワーナーミュージックと契約 - 報道

アップル、iTunesクラウドサービスでワーナーミュージックと契約 - 報道

サム・オリバーのプロフィール写真サム・オリバー

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アップルは、待望のクラウドベースの音楽ストリーミングサービスに関して、レコード会社第3位のワーナーミュージックと合意に達したと報じられている。

CNetのグレッグ・サンドバル記者は金曜日、音楽業界筋の情報として、ワーナー・ミュージック・グループとアップルが、アップルが未発表のiTunesクラウドサービスに関して合意に達したと報じた。ワーナー・ミュージックは、リンキン・パーク、フロー・ライダー、グリーン・デイといった大物アーティストを擁する音楽レーベルである。

前日、4大レコードレーベルのうち2社がAppleのストリーミング計画に同意したと報じられた。ワーナーがその2社のうちの1社なのか、それともAppleと契約した3社目の大手レーベルなのかは不明だ。

アップルの副社長エディ・キュー氏は、残りのレーベルとの契約締結を目指してニューヨークを訪れているとみられる。業界幹部らは、アップルは交渉において「積極的かつ思慮深い」姿勢を見せていると述べたと報じられている。

Appleが噂するクラウドサービスがどのように機能するのか、そして音楽ストリーミングにいくらかかるのか(もしかかるとしたら)は、まだ不明です。しかし、Appleがレコード会社と契約を結んでいるという事実を考えると、Amazonが最近立ち上げたクラウドストレージ・ストリーミングサービスではレコード会社の参加なしに済ませてきたように、Appleの製品がユーザー自身のメディアのアップロードのみに依存する可能性は低いでしょう。

ロイター通信は木曜日、長らく噂されていたiTunesストリーミングサービスについて、Appleが「作業を完了した」と報じた。同通信によると、Appleは同サービスを「リリースする準備が整っている」とのことで、このサービスによりユーザーは楽曲をリモートサーバーに保存し、インターネットに接続されたデバイスからアクセスできるようになるという。

クラウドストリーミングにより、ユーザーはiPhoneのようなインターネット接続デバイスのローカルストレージを占有することなく、大規模な音楽ライブラリを含むメディアにアクセスできるようになります。

音楽業界の幹部らは、新しいストリーミングサービスを実際に見ることなく、Appleと契約を交わしたと報じられている。Appleは計画の「大まかな概要」しか明らかにしていないものの、幹部らはサービスが「かなり近い将来」に開始される可能性があると考えているようだ。