マイキー・キャンベル
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出典: comScore
comScoreの最新レポートによると、Appleは2013年最初の数か月間、重要な米国のスマートフォン市場で好調な成長を見せ、ハードウェアの出荷台数を増やしてライバルのSamsungを追い越し、GoogleのAndroidに打撃を与えるほどモバイルOSのシェアを奪ったという。
市場分析会社が木曜日に発表したMobiLensサービスの最新データによると、Appleは2月までの3ヶ月間でスマートフォンのハードウェアとOSの市場シェアをともに3.9%伸ばした。2012年11月から2013年2月にかけて、Appleのスマートフォン市場シェアは35%から38.9%に増加し、iOSも同様の変化を見せた。
主要ライバルのサムスンも売上を伸ばしたが、成長率はわずか1%で、アップルの4分の1強にとどまった。韓国の電子機器大手サムスンの米国市場シェアは、11月の20.3%から21.3%に上昇した。
3カ月間に成長を示した上位5社の携帯電話メーカーはAppleとSamsungのみで、HTC、Motorola、LGはそれぞれ1.7%、1.1%、0.2%の市場シェアを失った。
モバイルOS分野では、Googleが依然として51.7%のシェアで首位を維持しているものの、前月もシェアを落とし、今回は2%減少した。Appleは全米スマートフォン加入者数の38.9%で2位となり、BlackBerry、Microsoft、Symbianがトップ5を占めた。
comScoreは分析の中で、米国の携帯電話加入者3万人以上を対象に調査を行い、スマートフォンの普及率が昨年11月以降8%増加し、2月時点で1億3,370万台の携帯電話が利用されていると指摘した。