マイキー・キャンベル
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チケット販売サービスのパシオランは月曜日、Apple Walletで非接触型チケットのサポートを近々開始すると発表した。これにより、ファンは今秋後半にiPhoneとApple Watchを使って大学のスタジアムに入場できるようになる。
パシオラン氏によると、2019年のフットボールシーズンに間に合うように展開される予定で、Apple Walletの非接触型チケットはベイラー大学、ルイジアナ州立大学、ミシガン州立大学、ミシシッピ大学、ジョージア工科大学、ラトガース大学で提供される予定だ。
確認されていないが、今日のプレスリリースでは、この技術が米国の他の大学スポーツ会場でもデビューする可能性があることが示唆されている。
「iPhoneとApple Watchのおかげで、大学スポーツ観戦はこれまで以上に簡単になります」と、Apple Payの責任者であるジェニファー・ベイリー氏は用意した声明で述べた。「私たちの目標は、物理的な財布に代わるものを提供することです。学生やファンの皆さんは、毎日持ち歩くAppleデバイスでチケットを管理できる利便性とセキュリティにきっと満足するでしょう。」
プロスポーツイベント、空港、コンサートなどで使用されている非接触型チケットソリューションと同様に、Paciolan と Apple Wallet の統合により、iPhone や Apple Watch の所有者はデバイスからデジタルチケットに安全にアクセスできます。
購入されたチケットは、テキストメッセージでお客様のデバイスに送信され、その後Walletに保存されます。位置情報とビーコン技術を活用したシステムは、ユーザーがスタジアムに到着したことを検知し、iPhoneまたはApple Watchのロック画面に関連チケットを自動的に表示します。デバイスをNFCリーダー(携帯型または改札口に埋め込まれたもの)にタップすると、チケットが引き換えられ、入場が許可されます。
非接触型テクノロジーは、他のチケット販売プロセスで発生する不正行為を削減するだけでなく、チケットの譲渡やギフトの贈呈を容易にすることでユーザーエクスペリエンスを効率化します。Paciolansのバックエンドでは、ファンが参加校の公式スポーツウェブサイトからチケットを譲渡できます。
Appleは、魅力的な機能を備えたデジタルウォレットソリューションを急速に構築しており、iPhoneやApple Watchが日常生活に欠かせないものになるケースもあります。例えば昨年10月には、学生がデバイスをIDや建物の鍵として利用できる新しいNFC技術を導入しました。