小学校ではAppleが優勢だが、iPadを使用しているのはわずか25%で、成長の余地がある

小学校ではAppleが優勢だが、iPadを使用しているのはわずか25%で、成長の余地がある

シェーン・コールのプロフィール写真シェーン・コール

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クパチーノは教育用タブレット市場の94%を占めているが、最近の調査によると、アメリカの小学校4校のうち3校ではまだタブレットが導入されていない。

今週初めのアップル社の第4四半期の業績報告の電話会議で、最高経営責任者のティム・クック氏は、iPadの教育市場シェアは「前代未聞」であり、「これほど高い市場シェアはこれまで見たことがない」と述べたが、人気のiOS教育アプリ「PocketPhonics」の開発者は、さらなる拡大の余地は十分にあると述べている。

全米各地の保護者374人と教師160人を対象にした調査では、現在タブレットを導入していない小学校や幼稚園でもタブレットがすぐに導入されるだろうという点で教師の間でほぼ全員一致の意見が一致しており、保護者の83パーセントがこの動きを支持すると答えている。

iPad以外のタブレットの教育現場での将来にとって、さらに深刻な問題は、教育コンテンツの不足かもしれない。AppleのiBooks教科書イニシアチブに加え、開発者は、調査で保護者が挙げた最も人気のある10の教育アプリのうち、もう一つの主要なタブレットOSであるGoogleのAndroidで利用できるのは1つだけだったと指摘している。

「iPad が教育分野で非常に強力な存在であるという事実から、他のプラットフォーム向けに開発する正当性は難しい」と、PocketPhonics の開発元 Apps in My Pocket のマネージング ディレクター、ジョン フレンド氏は語る。

「PocketPhonicsアプリの新たな市場を見つけたいと思っています。しかし、教育市場におけるシェアは小さく、Android市場は現状ではアプリ開発コストを支えるには小さすぎます」と彼は続けた。