調査:iPhoneがRIMへの関心を殺し、Androidよりも多くのユーザーを満足させる

調査:iPhoneがRIMへの関心を殺し、Androidよりも多くのユーザーを満足させる

ダニエル・エラン・ディルガーのプロフィール写真ダニエル・エラン・ディルガー

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4,000人以上のユーザーを対象に、今後のスマートフォン購入計画と現在の所有するスマートフォンに対する満足度を尋ねた調査によると、Apple社が消費者の間でBlackBerryデバイスへの関心を失わせつつある一方で、同社のiPhoneは引き続き、市場に出回っている他のどのスマートフォンよりもはるかに高い顧客満足度を残している。

チェンジウェーブ・リサーチが発表した調査レポートによると、今後90日間でスマートフォンの購入を検討している消費者の間で、関心が急増していることが示されています。調査対象者の52%がiPhoneの購入を計画しており、わずか3か月前の31%から増加しています。

HTC製スマートフォンへの関心はわずかに高まった一方、モトローラの数字は減少し、プラットフォームとしてのAndroidに対する消費者の関心は全体的に横ばいとなりました。RIMのBlackBerryとPalmスマートフォンへの関心は劇的に低下し、RIMは14%からわずか6%に、Palmは3%から1%未満にまで落ち込みました。

スマートフォンユーザーの顧客満足度は、iPhoneユーザーの73%が「非常に満足」と回答し、依然として非常に高い水準を維持しています。HTCユーザーではわずか39%、MotorolaとPalmユーザーではわずか34%でした。RIMの人気機種BlackBerryを含む他のスマートフォンでは、「非常に満足」と回答したユーザーはわずか20%から31%でした。ChangeWaveによると、RIMの満足度ランキングは過去7四半期にわたって着実に低下しています。

「ここ数四半期、RIMのモデルは『クールさ』を失っているように見える。今やRIMは、消費者の製品に対する信頼を取り戻す責任を真っ向から負っている」とChangeWaveは記している。「そのためには、AppleやAndroidが提供する最高の製品と互角に戦える、新しく、非常に魅力的な製品を提供する必要がある。そうでなければ、RIMの将来の成長は、国際市場における低価格モデルの成否にますます左右されることになるだろう。」

RIMスマートフォンの購入を計画しているユーザーの数が極めて少ないことと合わせて、ChangeWaveのデータによると、iPhoneに触れたBlackBerryユーザーはiPhoneに夢中になり、後戻りしていないことが示されています。さらに、BlackBerryからAndroidに移行したユーザーは、AppleのiPhoneに移行したユーザーに比べて満足度がはるかに低いと報告しています。