Mac OS 9.2がアルファ版に

Mac OS 9.2がアルファ版に

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Appleは、今年後半にリリースされるMac OS 9の開発を締めくくるリリースを予定しています。コードネーム「Moonlight」で知られるMac OS 9.2は、コンピューティングの時代の終焉と新たな時代の幕開けを告げる存在となるでしょう。

Mac OS X以外の最終リリースは、開発バージョン8からアルファ版へと最近移行しました。「Slurm!」というコードネームが付けられたシステムアップデートのアルファ2には、数十件のバグ修正とシステム安定性の向上が含まれています。

まず、このリリースには、Apple の CD/DVD ドライバ、日付と時刻のコントロール パネル、省エネルギー、キーボード、キーチェーン アクセス、キー配列、マルチユーザー スタートアップ、プリント モニタ、セキュリティ マネージャ、サウンド、起動ディスク、時刻同期装置、および URL アクセスの更新バージョンが含まれています。

Moonlightには、FireWireやUSBなどのI/Oインターフェース用のソフトウェアドライバーアップデートも含まれています。PowerBook向けには、トラックパッドとPowerBookディスプレイの新バージョンが含まれています。

AppleShare、Apple System Profiler、Authoring Support、Drive setup、Apple CPU Pluggins の修正バージョンも、バグ修正リリースの一部として提供されます。また、OpenGL、Open Transport、Carbon Lib の新バージョンも提供されます。

安定性とパフォーマンスの向上という点では、Moonlight は現在、ATI と nVIDIA のビデオ/グラフィック ドライバーの更新バージョンを誇っています。また、CD-RW を搭載する新しいシステムのサポートと iTunes との互換性のために、12 を超える更新されたサードパーティ製の CD-R および CD-RW ドライバーも追加されています。

Mac OS 9.2 は Apple の Web サーバーからダウンロード可能な無料アップグレードになる予定です。