アップルのiPhoneは中国で販売台数3位、売上高1位と推定される

アップルのiPhoneは中国で販売台数3位、売上高1位と推定される

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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ある調査会社によると、iPhoneは中国でかなり好調で、2018年上半期には台数ではないものの、収益で現地のスマートフォン市場をリードしたという。

台湾のDigiTimesが今週報じたところによると、シグメインテルは、この地域におけるiPhoneの売上高が252億3800万ドルに達したと発表した。出荷台数では3211万台で3位にとどまり、OPPOの3800万台、Vivoの3550万台を下回っているにもかかわらず、この数字は達成された。実際、一部の数字がHonorブランドに分割されていれば、Huaweiが5896万台で3社すべてでトップだったはずだ。

アップルの収益と出荷数の乖離は、おそらく価格の高騰に起因していると思われる。中国におけるiPhone Xの価格は1,216ドルからで、同国で販売されているほとんどのスマートフォンよりもはるかに高価だ。多くのスマートフォンは、おそらくその半分か3分の1の価格帯だろう。

DigiTimesによると、少なくとも1つの現地報道では、4-6月期に中国で販売されたiPhoneの半数がiPhone Xだったと報じられているが、この数字はiPhone 6シリーズが出荷台数の大半を占めているとする他の情報筋によって否定されている。新型iPhoneは一部の中国労働者にとって1ヶ月分の給料分も簡単に支払う可能性があり、それが旧型機種の魅力を高めている。

Appleは4~6月期に世界全体で533億ドルの売上高を達成し、そのうち299億ドルは4,130万台のiPhone出荷によるものだ。CEOのティム・クック氏は、iPhone 8シリーズが米国本土では好調かもしれないものの、iPhone Xは全体で最も人気の高いモデルとしての地位を維持したと述べた。