URLスキームにより、Appleデバイスに隠された「アイテムを探す」メニューが明らかに

URLスキームにより、Appleデバイスに隠された「アイテムを探す」メニューが明らかに

ウェズリー・ヒリアードのプロフィール写真ウェズリー・ヒリアード

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URLスキームは、隠された「アイテムを探す」メニューを表示します。

Apple はサードパーティ企業が「Find My」を使用して紛失したアイテムを見つけられるようにしており、便利な URL スキームにより、隠された「Find My Items」メニューがアプリ内に表示されるようになります。

新しい「アイテムを探す」機能のUIは、開発者が発見したURLスキームで見つけることができます。この機能はメニューのみを表示し、デバイスの位置特定や追加を行わないと機能を実行できません。

開発者は、これは「AirTags」の発売が間近に迫っていることを示唆していると推測していますが、このメニューはサードパーティ製の追跡デバイスにも使用される予定です。このサービスを最初に活用する企業の一つが、Find My対応ワイヤレスイヤホンを提供するBelkinです。

Safariで「findmy://items」と入力すると、URLスキームがトリガーされ、「探す」アプリが直接「アイテムを探す」画面に切り替わります。iOSおよびiPadOS版ではメニューを操作できますが、macOS版では「詳細」タブのみが表示され、404エラーのウェブページが開きます。

「アイテムを追加」をタップすると、それを検出可能にするよう求められます

「アイテムを追加」をタップすると、それを検出可能にするよう求められます

「アイテムを追加」をタップすると、オブジェクトのペアリング画面が開きます。このメニューを使用するにはサードパーティ製のトラッカーが必要ですが、Belkinのイヤホン以外には提供されていません。

「見つかったアイテムを識別する」は見つかったデバイスにpingを送信します

「見つかったアイテムを識別する」は見つかったデバイスにpingを送信します

「拾得物を特定」ボタンをクリックすると、拾得したデバイスにpingを送信できます。もちろん、他の人の落とし物を見つけるまでには時間がかかるかもしれません。

サードパーティ企業は、ソフトウェアまたはハードウェアのアップデートを通じてこのシステムを利用することができます。Tileもこのシステムを利用する可能性がありますが、同社はAppleの新機能や「AirTags」の発売の可能性を反競争的だとして反対しています。