AppleInsiderスタッフ
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先週のSEC提出書類でAppleの最高財務責任者に正式に任命されたルカ・マエストリ氏の個人プロフィールと顔写真が、同社の幹部リーダーシップのウェブページに掲載された。
マエストリ氏がAppleの経営陣に加わったのは、先週金曜日に米国証券取引委員会(SEC)への提出書類で新CFOの役職が正式に確認されてから3日後のことだ。同氏のプロフィールは月曜日にAppleのウェブサイトに掲載された。
マエストリ氏のプロフィールによると、同氏はCEOのティム・クック氏に直接報告し、「会計、事業支援、財務計画・分析、財務、合併・買収、投資家向け広報、内部監査、税務機能」に関する事項を担当する。Appleが発表しているように、マエストリ氏はCFOとしての新しい職務に加え、引き続き同社の主席会計責任者も務める。
略歴より:
ルカは、事業規模と複雑性が非常に高いグローバル企業において、25年以上にわたり財務チームの構築とリーダーシップを担ってきました。Apple入社以前は、ゼロックス社、そしてそれ以前はノキア・シーメンス・ネットワークス社でCFOを務めていました。ゼネラルモーターズ社でキャリアをスタートさせ、南北アメリカ、アジア太平洋、ヨーロッパで20年間、財務およびオペレーション業務に携わりました。GM社在籍中は、中国とタイへの製造投資を含む、アジア太平洋地域におけるGMの事業立ち上げチームの一員でした。その後、年間純売上高約400億ドルを誇る45カ国以上に展開するGMのヨーロッパ事業全体のCFOに就任しました。
SVP兼CFOであるマエストリ氏は、2013年にAppleの財務担当副社長兼コーポレートコントローラーとして入社した。新たな職務により、マエストリ氏はAppleのCFOであるピーター・オッペンハイマー氏から指揮権を引き継ぐことになる。オッペンハイマー氏は、移行期間が終了する9月頃までは留任する予定だ。
先週、SECが提出した別の文書によると、マエストリ氏は年俸100万ドルを受け取ることになり、Appleの業績連動型キャッシュボーナス制度の対象となることが明らかになった。さらに、同社の取締役会は、マエストリ氏に現在約400万ドル相当の制限付き株式ユニット6,337ユニットを付与した。
マエストリ氏の新たな役割は、アップルがオッペンハイマー氏の退任を発表した3月に初めて報じられた。