カニエ・ウェスト、アップルのパートナーであるナイキを批判、「Facts」のディス曲でキム・カーダシアンのKimojiアプリを宣伝

カニエ・ウェスト、アップルのパートナーであるナイキを批判、「Facts」のディス曲でキム・カーダシアンのKimojiアプリを宣伝

サム・オリバーのプロフィール写真サム・オリバー

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プロデューサーからラッパー、そしてデザイナーへと転身したカニエ・ウェストの2016年大晦日恒例のリリースは、Appleの長年のパートナーであるナイキを直接ターゲットにしたディス曲という形をとった。一方、イーザスは、妻が開発した「App Storeを停止させた」と主張するアプリ「Kimoji」のプロモーションにもこの機会を利用した。

カニエは当初から自身の優位性を主張し、アディダスと共同で製造したYeezyラインは、ナイキのエアジョーダンラインで使用されている有名なロゴにちなんで「ジャンプマン」を「飛び越えた」と主張した。さらに彼は、ヒップホップアーティストの仲間であるドレイクとドンC(後者はカニエの親しいコラボレーターでもある)とのコラボレーションがなければ、ナイキは「何もなかっただろう」と述べている。

ナイキが特に米国でスポーツウェア市場を独占していることを考えると、この論理はせいぜい疑わしいものである。ナイキは収益でアディダスの数倍の規模があり、その差は広がるばかりである。

ナイキは、もはや唯一のアパレルメーカーではないものの、アップルと公式パートナーシップを結んでいる唯一のスポーツウェア企業でもある。ウェストはアップルを創造性の黄金律として繰り返し称賛してきた。彼はかつて、どうやら本気で自らを「ギャップのスティーブ・ジョブズ」と称したことがある。

「今ギャップの人たちと話しているとき、ギャップのスティーブ・ジョブズについて話しているわけではありません」と彼はヴォーグ誌に語った。「私が望んでいるのは、エディ・スリマンがギャップのクリエイティブ・コントロールを完全に掌握することです」

アップルとナイキの関係はiPodの初期の頃にまで遡り、アップルの最高経営責任者ティム・クック氏がオレゴン州の靴大手ナイキの取締役会に加わるなど、近年ますます深まっている。

ありがたいことにウェスト氏は、 Factsの取材から少し時間を割いて、妻のキム・カーダシアン: ハリウッドや Kimoji アプリで大成功を収めた Apple の App Store への進出について語ってくれた。

さらに、Kimoji は App Store を閉鎖したばかりです。

そして私たちは1分間に100万を稼ぎました、1分間に100万を稼ぎました

(そうしました)

そうだ、1分間に100万稼いだんだ、1分間に100万稼いだんだ、ああ!

AppleInsiderはウェスト氏の金銭的主張の真偽については言及できないものの、キモジがApp Storeの運営に与えた影響は誇張されているように思われる。その後Appleは、キモジのファンの殺到による影響はもちろんのこと、App Storeに何らかの問題が発生したことを否定した。

また、 「Facts」はApple Musicではストリーミングできないが、この曲はジェイ・Zが支援するTidal(ウェストが主要株主であるサービス)でも同様に利用できないことも注目すべき点だ。