Appleの「iOS 11」ミュージックアプリはApple Musicのビデオコンテンツに重点を置く

Appleの「iOS 11」ミュージックアプリはApple Musicのビデオコンテンツに重点を置く

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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Appleが今年後半に「iOS 11」をリリースする際、その機能の1つは「ビデオをより良く表示する」新しいミュージックアプリになると言われている。具体的には、Apple Musicでホストされているビデオだ。

この変更は、Appleが開発中のオリジナルコンテンツへユーザーを誘導するためのものだと、ブルームバーグは木曜日に報じた。iOS 10では動画を見つけるのは特に難しいわけではないが、著名人のインタビューやコンサート映像も含まれているにもかかわらず、その多くは「ブラウズ」タブの「ミュージックビデオ」セクションの奥に隠れてしまっている。

ブルームバーグによると、Appleは年末までに最大10本のオリジナル番組やドキュメンタリーを発表する可能性があるという。少なくとも4本は既に発表されている。「カープール・カラオケ」「アプリの惑星」、そしてクライヴ・デイヴィスとキャッシュ・マネー・レコードに関するドキュメンタリーだ。さらに情報筋によると、もう1本はパフ・ダディやノトーリアス・B.I.G.が所属し、デス・ロウ・レコードとの悪名高い抗争に巻き込まれたバッド・ボーイ・レコードに関するドキュメンタリーだという。

一方、アップルミュージックの幹部ジミー・アイオヴィンは、R・ケリーのR&Bオペラ「Trapped in the Closet」の続編の可能性を煽っており、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の監督J・J・エイブラムスや「Empire」のプロデューサー、ブライアン・グレイザーと音楽以外の幅広い構想について話し合っていると言われている。

アイオヴィン氏はブルームバーグに対し、「私の頭の中では、Apple Musicはまだ完成には程遠い」と語り、成長はゆっくりだが計画的なものになると示唆した。

「iOS 11」は、6月のWWDC(世界開発者会議)で発表され、その後ベータ版を経て、秋に新型iPhoneと同時にリリースされる見込みです。今のところ噂されている機能は他にもいくつかありますが、メッセージアプリやiCloudへのSiriのより緊密な連携、FaceTimeでのグループビデオ通話、そして32ビットアプリのサポート終了などが挙げられます。