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コンピュータからディスプレイへの高解像度ビデオ接続を提供するように設計されたケーブルがインテルの開発者フォーラムで公開されており、Apple とインテルの両社は、その背後にある技術を開発しているコンソーシアムのメンバーです。
カンファレンスの広報担当者によれば、このコネクタは、コンピュータがオーディオ側を処理するため、テレビに接続する HD コネクタのようにオーディオを伝送するわけではないとのこと。
仕様の継続的な開発と改良に携わるコンソーシアムであるUDI Special Interest Groupが先日発表した声明によると、UDIは、ハイビジョンテレビ(HDTV)や高度な家電製品向けディスプレイの標準デジタルインターフェースであるHDMI(High-Definition Multimedia Interface)と完全な互換性を持つことになります。また、HDMI対応製品で現在広く採用されている高帯域幅デジタルコンテンツ保護(HDCP)技術も利用可能になります。
その結果、UDI コネクタを備えたコンピューターは、完全なコンテンツ使用権管理と高解像度ビデオ互換性を備えた HDTV を含むモニターや HDMI 搭載ディスプレイ デバイスに接続できるようになります。
UDIが最終的に消費者にどのような新たなメリットをもたらすのかについては、依然として議論が続いています。既存のDVIやHDMI規格と比べて、それほど大きなメリットがあるようには思えないからです。しかし、HDMIを使用するために高額なライセンス料を支払わなければならないメーカーにとっては、メリットとなるはずです。年間15,000ドルのライセンス料に加え、このインターフェースを搭載したデバイスごとにロイヤルティが加算されると報じられています。
Apple、Intel、LG、Samsung、NVIDIA、Foxconnなどが参加するUDI Special Interest Groupは、2006年第2四半期にUDI仕様のバージョン1.0を完成させる予定であると発表している。その後まもなく、MacとPCの両方がこのインターフェースを採用し始めると予想される。