イーロン・マスクは「アップルカー」の市場投入は遅れると予想、2020年までに量産開始と予測

イーロン・マスクは「アップルカー」の市場投入は遅れると予想、2020年までに量産開始と予測

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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Re/codeのコードカンファレンスで講演したテスラの創業者イーロン・マスク氏は、グーグルではなくアップルがいつか自動車業界の競争相手になるだろうという仮説を改めて述べたが、この空想的なプロジェクトはすでに「逃した機会」だと述べた。

マスク氏はRe/codeのウォルト・モスバーグ氏とカラ・スウィッシャー氏からインタビューを受けたが、水曜日のステージ出演の途中で、避けられない「アップルカー」の話題に突入した。

自動運転車分野における潜在的な競争について問われると、マスク氏はいつものように、アップルの未発表の取り組みを支持する姿勢を示した。しかし、ちょっとした皮肉を言う機会を逃すことはできなかったようだ。

「彼らがこれをやっているのは素晴らしいことだと思うし、うまくいくことを願っている」と彼は言った。「ただ、機会を逃しただけだ。あと数年で…彼らは良い車を作って成功するだろう。」

マスク氏の推測では、アップルはもっと早く電気自動車プロジェクトに注力すべきだったとしており、「アップルカー」の生産が2020年より前に始まる可能性は低いと付け加えた。この推測は、アップルの車が2020年までに生産に入るという昨年の噂と一致しており、競争が激しいことで知られる重工業に初めて挑戦する企業としては、かなり積極的なスケジュールだ。

マスク氏はいわゆる「アップルカー」を期待しているものの、グーグルについてはそうではないと考えている。グーグルはXラボを通じて、自動運転車プラットフォームで既に150万マイル(約240万キロメートル)以上の走行距離を記録している。しかし業界関係者は、このインターネット検索大手が、このプロジェクトから得られた技術を大手自動車メーカーにライセンス供与する計画だと見ている。マスク氏もこれに同意している。

Appleは、コードネーム「Titan」の秘密プロジェクトの下で、電気自動車(おそらく自動運転車)を開発していると広く推測されています。AppleInsider昨年、カリフォルニア州サニーベールにあるAppleの自動車関連施設の証拠を初めて発見しました。その後、同社は数百人のエンジニア、ソフトウェア開発者、業界の専門家を雇用し、事業を拡大していると報じられています。