Apple Watchは3月四半期に220万台を出荷したが、市場シェアは減少したと推定される

Apple Watchは3月四半期に220万台を出荷したが、市場シェアは減少したと推定される

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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木曜日に発表された調査推定によると、アップルは3月四半期に約220万台のアップルウォッチを出荷したが、スマートウォッチ市場における同社のシェアは依然として52.4%に低下した。

ストラテジー・アナリティクスによると、12月四半期の出荷台数は510万台で、市場シェアの63%を占めていた。この落ち込みは、年末商戦期の810万台から420万台に減少した業界出荷台数の季節的な落ち込みに加えられたものだ。

Strategy Analyticsは、Appleが依然として圧倒的なリードを維持しているものの、モトローラやLGなどの競合企業による競争の激化を指摘し、市場支配の移行を説明した。スマートウォッチ市場におけるAppleの最大のライバルであるサムスンも、シェアを低下させており、12月四半期の16%(130万台)から14.3%(わずか60万台)に減少した。

AppleはWatchの公式販売データをまだ発表していないため、研究者は小売店の来店客数やセグメントの収益などの情報源に基づいて独自の数字を計算している。

同社の四半期決算発表で、CEOのティム・クック氏は、3月四半期のApple Watchの販売が同社の予想通りだったこと、そしてApple WatchはiPodと同様に季節的な販売パターンを辿ると予想していることのみを述べた。また、Apple Watchの初年度の販売台数はiPhone単体の1年間の販売台数を上回ったという主張を繰り返した。しかしながら、Apple Watchはより広範な流通網と、2007年とは根本的に異なる「スマート」製品市場という恩恵を受けている。

ストラテジー・アナリティクスのディレクター、クリフ・ラスキンド氏は、「Apple Watch バージョン 1 の人気は終わった」とし、第 2 世代モデルの成功は、より優れたアプリの提供、携帯電話接続やバッテリー寿命の改善などの機能にかかっていると主張した。