マイクロソフト、オンラインオフィススイートでグーグルに対抗

マイクロソフト、オンラインオフィススイートでグーグルに対抗

サム・オリバーのプロフィール写真サム・オリバー

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マイクロソフトは月曜日、ライバルのグーグルが提供するアプリケーションに類似した一連の新しいウェブベースのオフィスアプリケーションと連携する、市場をリードするウィンドウズパソコン向け生産性スイートの新バージョンの広範囲なテストを開始する計画を発表した。

ワシントン州レドモンドに本社を置くソフトウェア大手は、ワールドワイド パートナー カンファレンス 2009 で、PowerPoint での放送およびビデオ編集、Excel の新しいデータ視覚化機能、Word での共同編集機能を備えた Microsoft Office 2010 のテストを数万人の顧客に近々開始するよう呼びかける予定であると発表した。

発表の一環として、マイクロソフト社は、オンライン文書およびスプレッドシートアプリケーションで人気が高まっている最大のライバルであるグーグル社による市場侵食に対抗するため、無料のオフィスウェブアプリケーションの新シリーズを投入し、オフィスをオンライン化する計画も発表した。

広告サポート付きのこのウェブスイートは、4億人以上のWindows Liveユーザーに無料で提供される予定です。また、すべてのOfficeボリュームライセンスユーザーはオンプレミスで、またMicrosoft Online Services経由でもアクセス可能で、ホスト型サービスの一部としてサブスクリプションを購入することも可能です。

MicrosoftはOffice 2010テクニカルプレビューサイトで、「Word、Excel、PowerPoint、OneNoteアプリケーションのオンラインコンパニオンであるOffice Webアプリケーションを使えば、どこからでもドキュメントにアクセスできます。オンラインで他のユーザーと同時にドキュメントを共有し、共同作業することも可能です」と述べています。「ドキュメントの忠実性を損なうことなく、PC、スマートフォン、Web上でドキュメントを閲覧できます。使い慣れたOfficeインターフェースを使って、新規ドキュメントの作成や基本的な編集が可能です。」

マイクロソフトは、Officeのエディション数を8つから5つに絞り込むことも発表しており、来年前半には新しいスイートが購入可能になる予定だと述べた。同社はMac版Officeの将来バージョンについては何も発表していないが、新しいWebベーススイートが実現すれば、おそらくMac版Officeもそれに統合されるだろう。