ツイッター、440億ドルの合併を撤回したとしてイーロン・マスクを提訴

Twitter社はイーロン・マスク氏を提訴し、この億万長者に1株当たり54ドルの合意価格で同社を買収させることを望んでいる。

ツイッターのブレット・テイラー会長が月曜日に示唆したように、ツイッターはマスク氏が440億ドルの取引を中止したことを受けて訴訟を起こした。

「ツイッター社を起用するという大々的な宣伝活動を行い、売り手に有利な合併契約を提案し、署名したマスク氏は、デラウェア州の契約法の対象となる他のすべての当事者とは異なり、自分の考えを変え、会社を破壊し、業務を混乱させ、株主価値を毀損し、そして手を引く自由があると考えているようだ」とロイターが入手した訴状には記されていた。

ツイッター社は4月、イーロン・マスク氏の440億ドル、1株当たり54.20ドルでの買収提案を受け入れたと発表した。

5月にマスク氏は、プラットフォーム上のアカウントのうちスパムアカウントがいくつあるか確認するため、ソーシャルメディアの買収を一時的に停止すると発表した。

テスラのCEOは、偽アカウントがTwitterの全ユーザーベースの5%以上を占めるようになれば、契約を破棄すると主張した。