妻の死に関与した男の有罪判決にアップルのヘルスデータが利用される

アラバマ州の男性は、警察が彼のアリバイを否定するために彼のiPhoneのApple Healthアプリのデータを使用した後、妻の死に関して過失致死罪で有罪判決を受けた。

バーミンガム・ニュースによると、ジェフ・ウェスト（47）は妻のキャット・ウェスト（42）の殺害で懲役16年の刑を宣告された。

陪審員は、キャット・ウェストさんが夫から頭部への殴打を受けて死亡したと評決した。ジェフ・ウェストさんは、2018年1月に彼女が亡くなってから3年以上も無実を主張してきた。しかし、彼のiPhoneのヘルスケアアプリは、別の事実を示していた。

ウェスト容疑者は警察に対し、2018年1月12日の午後10時半頃に眠りにつき、翌朝5時​​15分頃に自宅の外で警察車両の音で目が覚めたと供述していた。

しかし、iPhoneのヘルスケアアプリのデータによると、実際には1月12日午後11時3分から午後11時10分までに18歩歩いていたことがわかった。

キャット・ウェストの装置を鑑定した結果、彼女が最後に動いたのは午後10時54分頃だったことが判明した。これはジェフがベッドにいたと主張していた時間帯とほぼ一致している。さらに警察は、妻の頭部を殴打するために使用されたボトルの底からジェフの指紋を発見した。

バーミンガム・ニュースによると、検察はジェフが口論の末に妻を殺害し、無実を装うために現場を偽装したと考えている。ジェフ・ウェストは訓練を受けた犯罪現場捜査官だったと検察は付け加えた。

ウェストは無実を主張していたにもかかわらず、裁判が進む間、過去3年間刑務所に収監されていた。昨年11月に過失致死罪で有罪判決を受け、月曜日に裁判官は懲役16年の刑を言い渡した。