Apple CardのPDF明細書に一部項目が記載されていない、近日中に修正予定

Apple CardのPDF明細書に一部項目が記載されていない、近日中に修正予定

アンバー・ニーリーのプロフィール写真アンバー・ニーリー

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9 月の Apple Card 明細書を確認した場合、明細化された取引が欠落していることに気付いたかもしれません。

Apple Cardをご利用の方は、9月分のApple CardのPDF明細書を確認された際に、明細が明細化されていないことにお気づきかもしれません。Walletアプリ内ではApple Cardの取引明細は引き続き表示されますが、ダウンロードしたPDFには、明細ではなく月ごとの取引が1件ずつ表示されています。

AppleInsiderは、明細書に明細が記載されていないことに気づいた読者から情報を受け取りました。Apple Cardを所有するスタッフが自身の明細書を確認したところ、この問題が再現しました。

WalletアプリからApple Cardのサポートに連絡したところ、Appleはゴールドマン・サックスの担当者に転送してくれました。

「一部のPDF請求書明細書に取引詳細が表示されていないことを認識しています。Walletアプリ内の取引詳細は正確です」とゴールドマン・サックスの担当者は述べた。「PDF明細書は現在再生成中で、本日中にWalletアプリでご覧いただけるようになります。」

Apple Cardは、Appleとゴールドマン・サックスの共同事業です。投資家向けメモによると、ゴールドマン・サックスはApple Cardの新規顧客1人あたり約350ドルを支出しています。ゴールドマン・サックスは、Apple Cardの顧客が約4年間利用しない限り、利益を上げられないと予想されています。

ゴールドマン・サックスは、2019年だけでApple Cardとの提携に2億7500万ドル以上を費やしたと報じられています。同社によると、この結果、同投資銀行の株式リターンは0.6%減少しました。ゴールドマン・サックスのCFOは、Apple Cardはリスクであると感じており、「リスク調整後リターンの観点から引き続き検討していく」と公言しています。

現在、Apple CardはMintなどの他の金融アプリと連携できません。代わりに、Appleは独自のファイナンシャルプランニングインターフェースを提供しており、iPhoneのWalletアプリでApple Cardを表示することでアクセスできます。現時点では、Apple Cardが将来的にサードパーティの金融アプリと連携可能になるかどうかは不明です。