スティーブン・シルバー
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2021年度第1四半期は、Appleのサービス部門の収益が9四半期のうち初めて20%以上増加した四半期となった。
アップルミュージック
アップルは1月27日の四半期決算発表で、2020年最後の3か月間のサービス収益が158億ドルとなり、2019年の同時期と比べて24%増加したと発表した。
「ハードウェア、ソフトウェア、そしてサービスの緊密な統合は、常に当社のアプローチを特徴づけてきました。そして、サービス事業において過去最高の四半期業績を達成しました」と、Apple CEOのティム・クック氏は決算発表で述べた。「これは、当社の優れたサービスを手軽に利用できるサブスクリプションにまとめたApple Oneバンドルの最初の四半期であり、これらのサービスには毎日新しいコンテンツが追加されており、今後の方向性について非常に楽観的です。」
クック氏はApple Watchについて語る際、「Fitness Plusの大きな可能性に期待する必要はない」と述べた。
クック氏はまた、1月1日に開始されたApp Storeの中小企業向けプランを宣伝し、App Storeの新しいプライバシー規則についても説明した。
「App Store、クラウドサービス、ミュージック、広告、AppleCare、そして決済サービスにおいて、過去最高の記録を樹立しました」と、Apple CEOのルカ・マエストリ氏は決算発表で述べた。「Apple TV+、Apple Arcade、Apple News+、Apple Card、Apple Fitness+といったサービスに加え、Apple Oneバンドルもサービス全体の成長に貢献しており、ユーザー数、コンテンツ、機能を増やし続けています。」
「当社のサービス事業の成長を牽引する主要な要因は、引き続き正しい方向に進んでいます」とマエストリ氏は付け加え、インストールベースの拡大、デジタルコンテンツストアのアカウント数、そして有料サブスクリプションの増加を挙げた。同社は有料サブスクリプション6億件という目標を達成したとマエストリCFOは述べた。
この全体的な数字は、サービス部門の四半期収益の新記録を表しているだけでなく、サービス部門が 9 四半期ぶりに 20% 以上増加したことも表しています。
サービス部門の好調な業績は、Appleにとってまたしても好調な四半期となったことの一因となった。同社は総売上高が過去最高の1,114億ドルとなり、前年同期比21%増となったと発表した。