シェーン・コール
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ウォール街の決算発表前の予想によると、昨年秋にiPad AirとiPad mini(Retinaディスプレイ搭載)が発売されたことで、Appleのタブレットの売上が前年比で2桁増加を達成した可能性があるという。
パイパー・ジャフレーのジーン・マンスター氏が先週、バイサイド投資家20名を対象に実施した調査によると、販売台数のコンセンサス予想は2,400万台から2,500万台となっている。もしこれが正しければ、2013年度第1四半期のAppleの販売台数2,290万台から10%増加することになる。
マンスター氏のコンセンサス数値は、フォーチュン誌のフィリップ・エルマー・デウィット 氏が最近行ったアナリストの調査結果と一致している。
新型Retinaディスプレイ搭載iPad miniの供給が12月まで大幅に逼迫し、品薄状態が続いたことさえなければ、売上高はさらに伸びていたかもしれない。iPad Airの発売が11月1日に遅れたことと相まって、Appleのタブレット製品ラインナップは四半期末近くまでフル稼働には至らなかった。
市場調査会社コンシューマー・インテリジェンス・リサーチ・パートナーズは月曜日、iPad AirがAppleのフルサイズiPad市場で圧倒的なシェアを獲得している一方で、前世代のiPad miniは新型iPadを25%対16%で上回っていると報告した。この差は、高解像度モデルの供給問題に起因する可能性もあるが、価格が299ドルに値下げされたことで旧モデルへの消費者の関心が再び高まったことを反映している可能性もある。
CIRPはまた、iPadの平均販売価格が上昇すると予想されており、2011年以来四半期ごとにiPadの平均販売価格が下落してきた傾向が逆転すると指摘した。
Appleは来週1月27日月曜日に第1四半期の財務状況を発表する予定だ。AppleInsiderではその全容をライブで報道する予定だ。