ウェズリー・ヒリアード
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エピックゲームズのCEOは、企業のプロパガンダが解決策だとは考えていない
1984年にアップル社を相手に「フォートナイト」の広告キャンペーンを企画したティム・スウィーニー氏は、大手テクノロジー企業の問題に対する対応として企業のプロパガンダは使われるべきではないと主張する。
Epic Games対Appleの裁判は延期となったものの、ティム・スウィーニー氏は依然としてTwitterでAppleのビジネス慣行について不満を表明している。判事による判決と行動計画はまだ発表されていないものの、「フォートナイト」はAppleのプラットフォーム外で配信を続けている。
Epic社のCEO、ティム・スウィーニー氏はツイートで、企業のプロパガンダキャンペーンは問題の解決策ではなく、企業は「ただ問題を解決し、その費用を負担する」べきだと示唆した。スウィーニー氏のこの発言は、Appleが水曜日にプライバシーとサイドローディングに関するパンフレットを公開したことを受けてのものだ。
企業のプロパガンダキャンペーンがテクノロジー業界の恒久的な常態にならないことを心から願っています。企業が問題を抱えているなら、それを解決し、費用を負担すればいいのです。もし、解決に時間がかかるのであれば、そう明言すべきです。
— ティム・スウィーニー(@TimSweeneyEpic)2021年6月24日
スウィーニー氏は、この発言の偽善性に気づいていないようだ。スウィーニー氏の会社は、裁判前にAppleに対し、多額の費用をかけて数週間にわたるキャンペーンを展開していた。AppleのApp Storeガイドラインを故意に違反した同社は、Appleを提訴し、Macの発売時にAppleが使用した「1984」の広告を模倣したプロパガンダビデオを公開した。
広告が公開された後、「フォートナイト」のゲーム内コンテンツには、Appleに対する法的反対を訴える広告が掲載されました。キャンペーン全体は、#FreeFortniteというハッシュタグを使って展開され、プレイヤーにAppleのビジネス慣行に反対するよう呼びかけました。
「フォートナイト」はAppleのプラットフォームから削除され、いつでもApp Storeに復帰できるにもかかわらず、ティム・スウィーニー氏は「ただ修正して費用を負担する」ことを拒否した。この人気ゲームは、かつてAppleに1億ドルもの収益をもたらしたAppleのプラットフォームでは、依然として利用できない。
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