Apple Watchをバックアップして新しいiPhone 6sとペアリングする方法

古いiPhoneをリセットする前に、Apple Watchのペアリングを解除してバックアップし、新しいiPhone 6sへのスムーズな移行を実現しましょう。古いiPhoneから新しいiPhoneへApple Watchを移行する方法はこちらです。

Apple Watchを新しいiPhoneとペアリングする前に、以前のiPhoneとのペアリングを解除する必要があります。そのため、古いiPhoneをリセットしてデータを消去する前に、必ずこの操作を行い、データが失われないようにすることが重要です。

Apple Watchのバックアップとペアリング解除は簡単です。iPhoneでWatchアプリを開き、「マイウォッチ」メニューでApple Watchを選択し、ペアリング解除を承認してください。Apple Watchのペアリング解除はiCloudにコンテンツをバックアップするため、少し時間がかかります。

Apple Watchとのペアリングが解除されたら、新しいiPhone 6sでペアリングプロセスを実行してデバイスに接続できます。そこから、Apple Watchの最新のiCloudバックアップを選択してデバイスを復元してください。

古いiPhoneを消去する前にApple Watchのペアリングを解除し忘れたとしても、完全にダメというわけではありません。Appleは、新しいiPhoneもバックアップから復元すれば、Apple Watchもバックアップから復元できるとしています。これは、バックアップがiPhoneのローカルに保存されているため可能です。

Apple Watchのバックアップには、Apple Payのクレジットカードやデビットカード、デバイスに同期されたプレイリスト、パスコードロック、Bluetoothペアリングは含まれません。ただし、Appleによると、以下のデータはバックアップされます。

• マップ、距離、単位などのアプリ固有のデータと設定
• ウォッチフェイス、既知のWi-Fiネットワーク、明るさ、サウンド、触覚設定などの一般的なシステム設定
• 健康とフィットネスのデータ（履歴、実績など）
• Apple Watch からのワークアウトとアクティビティの調整データ、およびユーザーが入力したデータ (健康とフィットネスのデータをバックアップするには、iCloud または暗号化された iTunes バックアップを使用する必要があります。)
• 言語
• メール、カレンダー、株価、天気の設定
• タイムゾーン

ペアリングのプロセスで一部のデータが失われる可能性もあります。具体的には、最後のバックアップ以降に記録された歩数やその他のアクティビティ データは、新しい iPhone とペアリングされると Apple Watch に転送されないのは明らかです。