AppleのiPod、AdobeのCreative Suiteの売上は鈍化? | AppleInsider

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ケイティ・マーサルのプロフィール写真

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PiperJaffray のアナリストは、Apple の 6 月四半期の iPod の業績を正確に予測するのは時期尚早であると認めつつも、同四半期の最初の月の NPD データを分析し、iPod の出荷台数は若干減少しているようだ、と報告している。

「NPDの4月のiPod販売台数データを分析した結果、4~6月期のiPod販売台数は暫定的に800万台と算出されました」と、アナリストのジーン・マンスター氏は月曜日に顧客に語った。「800万台という数字は様々な仮定に基づいており、1ヶ月分のデータから推定したものです。そのため、投資家はこのデータを他の情報で補足する必要があると考えています。」

マンスター氏は、市場は現在、アップルが今四半期にiPodを860万台販売すると予想していると述べた。これは同氏自身の825万台という予測や、NPDデータの最初の月の分析で示唆された800万台を上回る数字だ。

「部品サプライヤーの動向に関する様々な記事やウェブ投稿で最近話題になっているのは、4月のiPod販売台数が予想よりも低調だったことです。そのため、投資家はこの早期のデータに驚くことはないでしょう」とマンスター氏は述べた。「『卒業生と父親』の購買行動の結果、5月と6月のiPod販売台数は4月よりも好調になる可能性が高いと考えています。」

NPD が iPod の 2 か月目のデータを発表する頃には、マンスター氏の分析では現在の分析とは少し異なる iPod 販売台数が得られる可能性が高いと確信している。

一方、アナリストは、Adobe の 5 月四半期の最初の 2 か月間の NPD データでは、消費者が 2007 年春の Creative Suite 3.0 の発売を期待し始めているため、同社の Creative Suite バンドルの注文が鈍化していることが示されていると述べた。

「アドビが5月2日に第2四半期の四半期決算を発表し、『春休み』の影響で業績がガイダンスの下限に近づくと予想して以来、投資家は今四半期の業績低迷の原因を解明しようと努めてきました」とマンスター氏は顧客に語った。「NPDのデータ分析に基づくと、CS3のリリース前にCreative Suiteの売上減速が始まったことが、同社が第2四半期の業績見通しを下限に据え置いた原因である可能性が高いと考えています。」

PiperJaffrayは、AppleとAdobeの両銘柄のOutperform評価を維持し、目標株価をそれぞれ99ドルと45ドルとしている。