ロジャー・フィンガス
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Netflix、Hulu、Apple Musicなどの競合サービスにおけるオリジナル動画の増加を懸念したのか、GoogleのYouTubeは、エレン・デジェネレスやコメディアンのケビン・ハートなどが出演する6つの新番組を初公開する計画を発表した。
デジェネレスはトーク番組の舞台裏を見せるだけだが、ハートはゲストの有名人とともにさまざまなトレーニングに挑戦する「What the Fit」に出演する予定だと報じられている。
ライアン・シークレストは音楽コンテスト「Best.Cover.Ever」を担当します。YouTuberとして活躍するレット&リンクは、より多くのゲスト、特派員、そしてチャレンジを招いて「Good Mythical Morning」を拡充します。また、歌手のデミ・ロヴァートをゲストに迎え、新アルバムの制作とレコーディングの様子をお届けするシリーズも開催されます。
ブルームバーグの情報筋によると、ユーチューブは来年、数億ドルを投じて40本以上のオリジナル番組や映画に資金を提供する計画だという。
同社はまた、YouTube Red向けのコンテンツへの投資を増やしていると言われている。YouTube Redは、オリジナル番組に加え、広告なしの視聴、オフライン再生とバックグラウンド再生、そしてGoogle Play Musicのサブスクリプションを提供している。ブルームバーグの情報筋によると、YouTubeはパートナー企業と、1時間あたり300万ドルから600万ドルの予算でRedの番組を制作することについて協議しているという。これは、HBOやShowtimeの制作費と同額だ。
これにより、RedはNetflixやHuluといったサービスとの競争力を高めることができる。これらのサービスは、「ストレンジャー・シングス」や「ハンドメイズ・テイル」といった番組にHBO並みの予算を投じている。Redはこれまで、独立系クリエイターの魅力と、YouTubeを中断なく利用できるという点に頼ってきた。
Appleのビデオ機能への取り組みはまだ初期段階です。2017年末までに、「Carpool Karaoke」「Planet of the Apps」、Bad Boy Records、Clive Davis、Cash Money Recordsに関する映画など、最大10本の番組やドキュメンタリーを制作する予定です。「iOS 11」では、ビデオ機能を強化するために再設計されたミュージックアプリが登場する可能性もあります。