AppleがiOS向けYahooサービスのより深い統合を検討していると報道

AppleがiOS向けYahooサービスのより深い統合を検討していると報道

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iOS 上の Yahoo データの例。

アップルとヤフーは、スポーツのスコアや天気情報といった既存の機能を基に、検索会社のさまざまなサービスをiOSにうまく統合する方法について協議していると火曜日に報じられた。

AppleはすでにYahoo Finance、天気、スポーツ統計のデータを利用して、Siri仮想アシスタントを含むさまざまなファーストパーティアプリを稼働させているが、ウォール・ストリート・ジャーナルの情報筋によると、両社は提携の拡大を検討しているという。

協議に詳しい関係者によると、Yahoo!ニュースやその他のYahoo!ウェブプロパティのデータがAppleのiOSデバイスに「プリロード」される可能性があり、その焦点はSiri機能に大きく向けられているという。現在、iOSにおけるYahoo!の機能は、株価アプリ、天気アプリ、モバイルSafariの検索オプション、そしてSiri経由でアクセスできるスポーツのスコア情報に限られている。

同紙は、具体的な合意はまだなく、協議はまだ初期段階にあると指摘している。

憶測ではあるものの、AppleはiOSにおけるGoogleとの連携をさらに廃止し、既存のサービスをYahoo!のサービスに置き換える可能性もある。iOS 6では、AppleはGoogleをファーストパーティアプリから排除する意向を明確に示しており、マップアプリからGoogleのデータを廃止し、YouTubeアプリを標準搭載から削除した。どちらも2007年以来iOSの主力アプリであった。