ウェズリー・ヒリアード
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ChatGPTはmacOSアプリとして利用可能です。画像提供:OpenAI
macOS 用の ChatGPT アプリは、Xcode に直接コードを記述する機能が追加されて更新されました。つまり、Apple の Swift Assist や GitHub Copilot と競合することになります。
macOSでのコーディングを支援するサードパーティ製の人工知能ツールは以前から提供されていましたが、OpenAIもChatGPTアプリの最新アップデートでこの分野に参入しました。「アプリとの連携」機能により、ユーザーはChatGPTとコミュニケーションを取り、Xcodeや他のIDE内の情報を共有できます。
TechCrunchによると、今回のアップデートには「自動適用」モードが搭載され、ChatGPTは毎回追加の権限確認なしにコードを編集できるようになるとのことです。この機能は、OpenAIチームメンバーのAlexander Embiricos氏がソーシャルメディアに投稿した動画で紹介されています。
macOS版ChatGPTでIDE内で直接コードを編集できるようになりました。Plus、Pro、Teamユーザーがご利用いただけます。pic.twitter.com/WPB2RMP0tj
— OpenAI Developers (@OpenAIDevs) 2025年3月6日
このアップデートは、ChatGPT Plus、Pro、Teamの加入者向けに木曜日から提供開始され、Enterprise、Edu、無料ユーザーは来週から利用可能になります。Windowsユーザーは「近日」にこの機能を利用できるようになります。
Xcodeにはすでに、Apple製の生成型コーディングアシスタント「Swift Assist」が搭載されており、プライベートクラウドサーバー上で動作します。また、GitHub Copilotなどのコーディング支援ツールをインストールすることも可能です。
開発者は、サードパーティのAIツールにコードを公開することに伴うリスクを検討する必要があります。Appleは、コードが保存されたり、トレーニングに使用されたりしないことを約束しています。
Appleは6月のWWDCでSwift Assistのさらなる機能を発表する可能性があります。それまでは、ChatGPTのようなサードパーティ製のツールが、Appleの組み込みツールと併用することで、開発者がコーディング上の問題を解決するのに役立つでしょう。