AppleInsiderスタッフ
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電子機器メーカーのモンスターは、1月にアップルの子会社ビーツを提訴したことを受けてアップルの認定プログラムから排除され、ライセンスを受けた「Made for iPhone」アクセサリーの製造が禁止され、10月までに現在の在庫の販売を停止しなければならない。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、モンスターは先月アップルの決定を知らされた。両社の提携が「もはや『相互に有益』ではなくなった」ため、ライセンスが取り消されたと報じられている。
モンスターは今年1月、ジミー・アイオヴィンとドクター・ドレーがモンスターとそのCEOノエル・リーからBeatsを実質的に盗んだとして、Beatsを提訴した。モンスターはBeatsヘッドフォンの初期バージョンを設計し、初期モデルの多くを製造していた。
訴訟を通じて、モンスターとリーは推定損害賠償を求めている。彼らは、リーの保有株は2013年まで5%だったが、その後ゼロにまで減少したが、アップルによる30億ドルの買収後、少なくとも1億ドルの価値があるはずだと主張している。
モンスター社の法務顧問デビッド・トニョッティ氏はウォール・ストリート・ジャーナル紙に対し、同社の事業はアップル社のライセンスの取り消しによって大きな影響を受けるだろうと語り、同社の製品の約25%はMFiプログラムに基づいて製造されており、2008年以来アップル社に1,200万ドル以上のライセンス料を支払っていると述べた。
「これは消費者があまり目にすることのないアップルの一面を示している」とトニョッティ氏は同紙に語った。「アップルは時に強引なところがある」