ウィリアム・ギャラガー
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Apple のセルフサービス修理は現在、ヨーロッパ 8 か国で利用可能で、iPhone 12 および iPhone 13 シリーズ、さらに Apple Silicon Mac の一般的な修理用のツールが用意されています。
2022年4月に米国でiPhone向けに最初に開始され、2022年8月に一部のMacが追加されました。現在、Appleは、このプログラムがヨーロッパの一部の国で利用可能になったことを発表しました。
- ベルギー
- フランス
- ドイツ
- イタリア
- ポーランド
- スペイン
- スウェーデン
- 英国
「顧客と地球にとって最良のテクノロジーは、長持ちするテクノロジーだと私たちは信じています」とアップルの最高執行責任者ジェフ・ウィリアムズ氏は声明で述べた。「だからこそ私たちは、耐久性があり、メンテナンスや修理がほとんど必要のない製品を設計しているのです」
「しかし、修理が必要になった際には、お客様に安全で信頼性が高く、安心できる修理の選択肢を幅広く提供したいと考えています」と彼は続けた。「だからこそ、ヨーロッパでセルフサービスリペアを開始し、お客様がApple純正の部品、工具、マニュアルに直接アクセスできるようになることを大変嬉しく思っています。」
EU 諸国のユーザーは、以下の「最も一般的な修理の多く」を実行するためのツールと部品を購入またはレンタルできるようになりました。
- iPhone 12シリーズ
- iPhone 13シリーズ
- MacBook Air (M1、2020)
- 13インチMacBook Pro(M1、2020)
- 14インチMacBook Pro(2021年)
- 16インチMacBook Pro(2021年)
Appleによると、セルフサービス・リペア・ストアには200種類以上の部品と工具、そしてマニュアルが揃っています。また、このサービスで提供される部品は、正規修理業者が提供するものと同じもので、価格も同じとのことです。
このサービスはEU諸国全体に展開されているようです。現在、セルフサービス・リペア・ストアでは価格がドルで表示されており、国選択ドロップダウンには米国のみが表示されています。Apple自身の発表では、「工具レンタルキットを49ドルで提供する」とされていますが、現地通貨の詳細は明らかにされていません。
Appleのセルフサービス修理プログラムは、テクノロジー企業に対し「修理する権利」への対応を求める圧力が高まる前に開始されました。「修理する権利」の支持者たちは、Appleのプログラムに賛同していないものの、正しい方向への一歩だと捉えています。