写真:Foxconnの「iPod City」内部 | AppleInsider

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今週初めに英国のメール・オン・サンデー紙が公開した2枚の写真は、アップル・コンピュータの人気デジタル音楽プレーヤー「iPod」を製造する中国の製造施設内の劣悪な労働環境を映し出しているようだ。

1枚の写真には、iPod nanoの大量生産を担当するFoxconn所有の製造施設E3内の寮が写っている。そこには簡易ベッドがぎっしり詰め込まれ、洗濯バケツ、ロッカー、物干しロープが並んでいる。

さらに別の写真には、従業員たちが工場の屋上に並び、その日の仕事を始める準備をしている様子が写っている。

「毎朝、労働者たちは下級労働者であることを示すベージュ色のジャケットを着て、軍隊式の訓練のため工場の屋上に上がる」とメール紙は「iPodシティ」と題した記事で報じた。

鴻海としても知られるフォックスコンは、世界最大級のIT企業の一つです。台湾に拠点を置く同社は、iPod、AirPort Expressベースステーション、デスクトップパソコンなどの製品の製造をAppleから請け負っています。

メール紙によると、フォックスコンは「100万人強」の従業員を雇用しており、現在「中国の安価な労働力を活用する」北京と蘇州の工場に5,700万ドルを投資している。

アップルは水曜日、メール・オン・サンデーの主張に応じて声明を発表し、この件を調査する予定だと述べた。

同社は「アップルは、サプライチェーンにおける労働条件が安全であること、労働者が敬意と尊厳を持って扱われること、そして製造プロセスが環境に配慮したものであることを保証するよう尽力して​​いる」と述べた。