iPhone 13の出荷予測は縮小したものの、iPhone 12よりは高いまま

iPhone 13の出荷予測は縮小したものの、iPhone 12よりは高いまま

マイク・ピーターソンのプロフィール写真マイク・ピーターソン

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クレジット: アンドリュー・オハラ、AppleInsider

JPモルガンによると、AppleのiPhone 13シリーズ全体の予想配達日は、若干の緩和はあるものの、前年のiPhone 12よりも高いままとなっている。

AppleInsiderが入手した投資家向けメモの中で、JPモルガンの主任アナリスト、サミク・チャタジー氏は、iPhone 13とiPhone 13 Proモデルの発売9週目のリードタイム、つまりiPhoneの注文を受け取るまでの推定タイムラインを分析した。

チャタジー氏によると、iPhone 12シリーズの発売後、iPhone 13およびiPhone 13 Proの全モデルにおいてリードタイムは依然として長引いているという。しかし、全モデルにおいてリードタイムは若干緩和されているという。

言い換えれば、配送見積もりは改善しているものの、iPhone 12の発売から9週間後よりもまだ長くなっている。

米国全体での配送予想日数は、iPhone 13 miniが平均8日、iPhone 13が10日、iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxが平均26日に緩和されました。

iPhone出荷の約35%を占める米国では、iPhone 13の配送予定日数は11日、iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxの配送予定日数は28日と安定しています。iPhone 13 miniの配送予定日は11日から10日に短縮されました。

iPhone出荷の約15%を占める中国では、iPhone 13シリーズ全体で配送の伸びが鈍化しました。iPhone 13 mini、iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxの配送期間は、第9週でそれぞれ9日、17日、34日、34日となりました。

iPhone販売の約5%を占めるドイツと英国でも同様の傾向が見られました。両地域では、全モデルにおいてリードタイムが緩和されました。

「供給の改善に伴いリードタイムが緩和されているにもかかわらず、米国では安定しており、堅調な需要傾向を示している。また、地域別では中国が最も高い水準を維持しており、予想よりもはるかに高い需要を示している。これは、投資家がiPhone 12シリーズよりも販売量サイクルが緩やかになると予想していることに比べ、世界全体でiPhone 13シリーズへの関心/需要が高まる前兆だ」とチャタジー氏は書いている。