シティグループ、アップル株を買い推奨に引き上げ

アップルの株価は月曜日早朝取引で小幅上昇した。シティグループのアナリストが、複数の短期的な製品触媒により同社の株価は現在の水準で魅力的に見えると述べたことが要因である。

アナリストのリチャード・ガードナー氏は顧客に送った調査ノートの中で、クパチーノに本社を置く同社の株を「ホールド」から「買い」に引き上げ、12カ月後の目標株価を105ドルに維持した。

「Apple TV、Adobe Create Suite 3、Mac OS X Leopard、iPhoneなど、意味のある製品の触媒がいくつか間近に迫っている」と彼は書いている。

アナリストは、フラッシュメモリとDRAMの価格が急落したことにより、同社の現在の会計四半期では「粗利益率が大幅に上昇する」とも予想している、と付け加えた。

「オプションの遡及調査やデジタル著作権管理の姿勢に関連した『見出し』リスクがあるかもしれないが、98ドルから83ドルへの下落を受けて、リスクとリターンのバランスは魅力的に見える」とガードナー氏は記した。

「顧客は現在の価格でポジションを構築し始めるべきだと我々は考えているが、上半期の弱さは単にポジションを増やす好機を意味するだけだ。」

アップルの株価はナスダック株式市場で1.13ドル（1.36％）上昇し、83.27ドルとなった。