マイクロソフトはiOS版OutlookへのCortanaの統合強化を計画している

マイクロソフトはiOS版OutlookへのCortanaの統合強化を計画している

マルコム・オーウェンのプロフィール写真マルコム・オーウェン

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マイクロソフトは、iOS 版 Outlook への Cortana の統合を強化する計画だと報じられており、このデジタル アシスタントは社内テスト中と言われており、最終的には人気の電子メール クライアントのユーザーが、口頭のリクエストのみを使用して iPhone ベースのメッセージを管理できるようになる可能性があるという。

Outlookの将来計画に詳しい情報筋がThe Vergeに語ったところによると、MicrosoftはiOSおよびAndroidアプリでCortanaの社内テストを実施しているという。現時点では社内テストだが、テスターから肯定的なフィードバックが得られれば、Cortanaの統合はOutlookアプリのベータ版および一般公開版にも拡大される可能性がある。ただし、具体的な実施時期については未定のようだ。

Cortanaは、ユーザーの受信トレイに関するリクエストに応答するために利用される予定で、メッセージの読み上げや、特定のメールに対するユーザーの口頭での返信の書き起こしなどが含まれます。また、Cortanaは特定の連絡先からのメールを読み上げることも可能で、「私のメールアドレスは何ですか?」という質問に対して、ユーザーのメールアドレスを提供することも可能です。

AppleがiOSにSiriを統合したため、Cortanaは現在のスタンドアロンのCortanaアプリと同様に、Outlookアプリが開いている場合にのみ呼び出せるようになると思われます。Cortanaアプリは現在、音声プロンプトからのクエリを自動で実行しておらず、ユーザーがボタンをタップするか、アプリを開いた際に音声認識するよう設定する必要があるため、Outlook版も同様の動作をするかどうかは不明です。

もしこれが事実であれば、OutlookアプリにおけるCortanaのユーザビリティが、現在のアプリの実装からさらに向上することになります。現在、Cortanaはメール内で発生した項目に基づいてユーザーにリマインダーを提供しており、機械学習を用いて、後でユーザーに通知する価値のある重要な項目を検出しています。

Cortana に関する噂は、iOS および Android 向け Outlook の責任者 Javier Soltero 氏が 2 月初旬に Cortana の開発を監督する新しい役職に異動したことが明らかになってから数週間後に出た。