アップル、スティーブ・ジョブズのアクションフィギュアの販売停止を試みている

アップル、スティーブ・ジョブズのアクションフィギュアの販売停止を試みている

ケイティ・マーサルのプロフィール写真ケイティ・マーサル

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アップルの法務チームは、故スティーブ・ジョブズ最高経営責任者に似せて作られた、実物そっくりの新しいフィギュアが99ドルで販売されるのを阻止することを目指している。

この12インチのフィギュアは中国企業Icons社から2月に発売される予定だったが、The Telegraphによると、Apple社が「法的異議申し立て」を行ったという。Apple社の弁護士は、同社がこのアクションフィギュアの販売計画を進めた場合、訴訟を起こすと警告していると報じられている。

このプラスチック人形の小売価格は99ドルですが、eBayでの転売価格は約135ドルです。人形には、黒い靴下、眼鏡、革ベルト、バースツール、「One More Thing」の背景幕、そしてリンゴ2個(そのうち1個はかじられた状態)が付属しています。

「この法廷闘争は、人形が故アップル創業者に似ているかどうかをめぐるもので、同社はその権利を自社が保有していると主張している」と報道は伝えている。「アップルは中国メーカーへの書簡の中で、同社のロゴ、人物名、容姿、あるいは自社製品に似た玩具は犯罪であると明記していると報じられている。」

今回の騒動は、Appleの法務チームがジョブズ氏を描いたフィギュアに関与した初めてのケースではない。2010年12月、Appleはジョブズ氏がiPhoneを手に持ち、Appleロゴの上に立っているミニチュアフィギュアの販売を停止した。

この商品は大変人気となり、所有者たちはeBayで値上げして販売するようになりました。しかし、AppleはeBayの販売にも介入し、1,125ドルで販売されていたものを販売停止にしました。

以前のフィギュアとは異なり、中国製のこの新しいプラスチック製玩具は、ポーズをとらせることができるアクションフィギュアです。プロモーション画像では、基調講演をしている様子、椅子に座っている様子、指をさしている様子など、ジョブズ氏が実際に行うおなじみのポーズをとっている様子が見られます。