ニュージャージー州ショートヒルズのアップルストア、組合結成の試みを否決

ニュージャージー州ショートヒルズのアップルストア、組合結成の試みを否決

チャールズ・マーティンのプロフィール写真チャールズ・マーティン

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ショートポンプタウンセンターアップルストア

ニュージャージー州ショートヒルズのアップルストアの従業員による労働組合結成の取り組みは、従業員による投票で失敗に終わった。

ショート・ポンプ・タウン・センターのアップルストアの運営責任者ジョン・ナギー氏はブルームバーグに対し、同店のスタッフが4月8日にアメリカ通信労働組合を通じて組合代表の申請を行ったと語った。

CWAはその後、店舗の経営陣が違法な反組合活動を行っていると主張し、全米労働関係委員会(NLRB)に苦情を申し立てた。

5月11日の従業員投票で組合結成の試みが否決されたことを受け、CWAはAppleの反組合戦術が敗北の要因であると非難した。これまでに組合結成に成功したApple Storeはわずか2店舗のみである。

NLRBは以前、アップルが反労働組合活動を行っているとの判決を下している。

アトランタとセントルイスでの投票失敗に続き、組合結成に失敗したApple Storeはこれで3店舗目となる。オクラホマシティのApple Penn Squareは組合結成に成功したものの、Appleとの団体交渉協定にはまだ達していない。

一方、メリーランド州タウソン・タウンセンターのアップルストアは、既に組合を組織していたものの、ストライキの承認に賛成票を投じた。組合は、予測不可能な勤務スケジュール、生活費に見合わない賃金、その他ワークライフバランスの問題を訴えていた。