Apple TV+がサンダンス映画祭で『Cha Cha Real Smooth』を1500万ドルで買収

Apple TV+がサンダンス映画祭で『Cha Cha Real Smooth』を1500万ドルで買収

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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「チャチャ・リアル・スムース」に出演するクーパー・レイフとダコタ・ジョンソン(出典:サンダンス)

Apple TV+は再びサンダンス映画祭に目を向け、脚本家兼監督のクーパー・ライフの映画「Cha Cha Real Smooth」で今年最大の契約を結んだ。

2021年、アップルは同年のバーチャル・サンダンス映画祭のヒット作『CODA』の入札でライバルを出し抜き、2500万ドルを支払った。『Cha Cha Real Smooth』の入札額は1000万ドル減ったものの、それでも同映画祭でストリーマーや配給会社が購入した映画の中で最高額だった。

Deadlineによると、レイフは本作の脚本・監督を務め、ニュージャージー州の大学卒業生役で主演も務める。1月23日に映画祭でプレミア上映されて以来、Appleが本作の買収の最有力候補だったと言われている。

Appleが最近締結した多くの映画契約とは異なり、今回の契約は制作・開発契約ではなく、完成済みの映画を買収するものです。そのため、Apple TV+はいつでも配信開始を選択できる可能性がありますが、ストリーミング配信前の劇場公開が含まれているかどうかは不明です。

『CODA』は2021年1月に買収され、2021年8月からAppleによってストリーミング配信された。劇場公開期間が短く、映画館で上映される映画として初めてフィルムに字幕が焼き込まれたことで注目された。