Appleの2TB BTO iMacの待ち時間が2~4週間に改善

Appleの2TB BTO iMacの待ち時間が2~4週間に改善

AppleInsiderスタッフのプロフィール写真AppleInsiderスタッフ

· 1分で読めます

2テラバイトのハードドライブを搭載した特注のiMacデスクトップの出荷予定日が現在2~4週間となっており、Appleが大容量ハードドライブの在庫に改善が見られていることを示唆している。

AppleInsiderは1週間前、2TBハードドライブ搭載のAppleのBTO(受注生産)iMacの出荷予定日数が5~7週間と報じた。Appleはこの件についてコメントしていないものの、この長引く異例の遅延は、世界的なハードドライブ不足が同社に打撃を与えていることを示す最初の兆候だった可能性がある。

しかし、わずか1週間後には、2TB iMacの出荷時間はすでに2週間から4週間に改善され、Appleが直面しているハードドライブ不足は短期間で終わる可能性があることを示唆している。

配送時間は改善されましたが、依然としてかなりの遅延があり、配送には2~4週間かかる見込みです。例えば、256GBのソリッドステートドライブを搭載したカスタムビルドiMacの場合、配送予定日はわずか2~4営業日です。

アップルが大容量ハードドライブを搭載したデスクトップパソコンの出荷に遅れが生じているのは、タイの洪水の影響かもしれない。タイの洪水は、ウエスタンデジタルやシーゲイトを含むハードドライブのサプライチェーンに混乱をもたらした。壊滅的な洪水により、約14,000の工場が閉鎖され、60万人以上が失業した。

ウエスタンデジタルは先週、タイでのハードディスク生産を再開したと発表した。しかし、業界関係者は、業界全体のハードディスク不足は2012年まで続くと予想している。

今週、IHSはタイの洪水により、2012年第1四半期のPC総数が400万台近く不足するだろうと予測した。同調査会社はまた、ハードドライブ不足や需要の弱まりなどを理由に、2012年のPC総販売台数予測を3億9,900万台から3億7,600万台に引き下げた。