スラッシュレーン
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モトローラが新たに発売したXoomタブレットは、2011年第2四半期からメーカーからの受注が減少すると、Digitimesが報じている。業界紙が入手した情報筋によると、モトローラは第2四半期から毎月Xoomの受注を徐々に減らしていくという。
4月の受注は3月の40万~50万台から30万台程度に減少すると予想されており、出荷台数も5月には30万台を下回ると報告書は述べている。
実際、モトローラの現在のスケジュールでは、Xoom の発注は 6 月末までしか行われないと、情報筋が台湾の出版物に語ったと報じられている。
「情報筋によると、iPadのようなタブレットPCの市場状況が不透明であることが、モトローラが注文を減らす理由だと考えている」と報道は伝え、「同社は状況を評価した上で、下半期に新しいXoomモデルを発売する可能性がある」としている。
Xoomの出荷台数は2011年に300万台から500万台に達すると予想されている。Xoomは、タッチスクリーンタブレットの3G無線搭載バージョンが2月に発売される前に、スーパーボウルの広告で宣伝された。
これらの販売予測は、市場リーダーであるAppleのiPad 2を大きく下回っている。DigiTimesは今月初め、iPad 2の出荷台数が2011年第2四半期だけで1,000万台から1,200万台に達すると予想されていると報じた。
Appleは、2011年にiPadを4,000万台生産するという目標を達成する見込みだと報じられている。Appleは2010年4月の発売から昨年12月までに合計1,500万台のiPadを販売し、総額95億ドルの収益を上げている。