AppleInsiderスタッフ
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Tモバイルは今週、スプリントのLTEネットワークを2022年に廃止する計画を発表した。ネットワークの閉鎖は、スプリントの3G資産の運用停止予定日の6か月後に行われる予定だ。
T-Mobileはサポートウェブサイトへの投稿で、SprintのLTEサービスの停止を2022年6月30日に予定していると発表しました。同社は以前、Sprintの3Gネットワークは1月1日に廃止されると発表していました。
T-Mobile はLight Readingへの声明でタイムラインを確認した。
今回の閉鎖は、2020年4月に260億ドルの合併が成立し、Tモバイルがスプリントの資産と統合する計画の次のステップとなる。スプリントを傘下に収めたTモバイルは、以前スプリントが所有していた周波数帯と基地局を活用し、広大な5Gネットワークを構築する取り組みを進めている。
T-Mobileはサポート資料の中で、「業界全体で、無線通信事業者は、4Gと5Gのパフォーマンスを大幅に向上させ、顧客により良いワイヤレス体験を提供する重要な進歩の一環として、古いネットワーク技術の廃止に取り組んでいます」と述べています。「すべての顧客がより高度な4Gと5Gネットワークを利用できるように、私たちは古いネットワーク技術を廃止することでリソースと周波数帯域を解放し、ネットワーク全体の強化、すべての顧客をより高度な技術への移行、そしてデジタルデバイドの解消に役立てていきます。」
T-モバイルは以前、GSM 2GおよびUMTS 3Gネットワークを廃止する計画を発表していたが、具体的な廃止日はまだ設定されていない。
ライト・リーディングの報道によると、スプリント・ブランドは昨年夏に縮小プロセスを開始し、現在では既存顧客のおよそ33%がT-モバイルのネットワークを利用しているという。
スプリントのユーザーのほとんどは、合併完了直後と昨年4月にTモバイルのインフラを利用できるようになりました。当時、Tモバイルはスプリントの加入者に自社のLTE基地局を無料でローミングさせると発表していました。
業界のライバルであるベライゾンとAT&Tも、5Gへの移行が進むにつれ、旧来のネットワークの閉鎖に動いている。AT&Tは2022年初頭に3Gネットワークの閉鎖を計画しており、ベライゾンも1年後に同様の計画だと報道されている。