アンドリュー・オハラ
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今年のCarPlayは、期待していたほどの大幅な改良には至りませんでしたが、それでも全体的なエクスペリエンスの向上に大きく貢献するいくつかの改善点があります。さあ、iOS 12のCarPlayの新機能を見ていきましょう。
今秋リリース予定のiOS 12は、iPhoneとiPadの大幅な刷新となります。CarPlayはiPhoneのディスプレイを投影するだけなので、少なくともいくつかの注目すべき変更が見られるのは当然でしょう。
最初にテストしたものの一つは、新しいマップアプリでした。Appleは、サードパーティに頼るのではなく、すべての地図データを自社データに置き換えています。マップは以前よりもはるかに詳細になりましたが、現時点では機能に制限があります。
この新しいマッピングデータは、まずベイエリアで展開され、その後カリフォルニア州の他地域、そして米国全土に広がる予定です。
Appleのマップアプリが苦手な方、朗報です。iOS 12では、WazeやGoogleマップといった人気のアプリを含むサードパーティ製の地図・ナビゲーションアプリが使えるようになりました。これらのアプリはシームレスに動作し、Appleのマップアプリにはない独自の機能を備えています。多くの開発者が既にサポートを表明しており、オフラインマッピング機能を提供するアプリもいくつかあります。
オーディオアプリのパフォーマンスも今年はいくつか改善されました。アニメーションがよりスムーズになり、起動時間も大幅に短縮されるなど、パフォーマンスが大幅に向上しています。私たちのテストでは、アップデート前のものも含め、あらゆるオーディオアプリでこの改善が見られました。
期待していたアップデートは全て得られませんでしたが、来年はもっと幸運に恵まれそうです。それまでの間、より高速で信頼性の高いオーディオアプリ、改良されたマップアプリ、そしてサードパーティ製のマッピングアプリはきっと歓迎されるでしょう。
さて、自動車メーカーがCarPlayに対応する独自のアプリを開発してくれたらいいのですが...