GoogleはiOSからマテリアルデザインを削除し、iPhoneアプリをより本来の見た目に近づけた。

GoogleはiOSからマテリアルデザインを削除し、iPhoneアプリをより本来の見た目に近づけた。

マイク・ピーターソンのプロフィール写真マイク・ピーターソン

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クレジット: Google

Google は iOS アプリ向けのマテリアル デザインを段階的に廃止し、Apple 独自の UIKit を導入する予定です。この変更により、アプリは iPhone にふさわしいものになるかもしれません。

GoogleのiOSデザイン責任者であるジェフ・バーコーエン氏は火曜日にTwitterでこの変更を発表し、彼のチームが「Appleプラットフォーム上でGoogleならではの体験を構築するとはどういうことか」、具体的にはApp Store上のGoogleアプリについて深く掘り下げ始めたと述べた。このニュースを最初に報じたのはThe Vergeだった。

今年、私のチームはiOS向けのオープンソースMaterialコンポーネントライブラリをメンテナンスモードに移行しました。なぜでしょうか?

...

— Jeff Verkoeyen (@featherless) 2021年10月7日

「カスタムコードを構築しないことで節約した時間を、Appleプラットフォーム上で製品を本当に素晴らしいものにするUXの細部にまで投資しています」とVerkoeyen氏は書いている。

この方針転換は、GoogleのiOSデザインチームの作業負担軽減に加え、iPhoneやiPadといったAppleデバイス上でGoogleアプリがより「ネイティブ」に感じられるようになることも意味するでしょう。この変更が具体的にどのように機能するかの例として、GoogleアプリにおけるAndroid風のボタンの置き換えが挙げられ、iOSベースの要素がより多く採用される可能性があります。

全体的に、Verkoeyen 氏は、この変更により「カスタム ソリューションを通じて合理的に達成できるものよりも、OS とのより緊密な統合が実現される」と述べた。

2014 年に初めて発表されたマテリアル デザインは、さまざまなプラットフォーム間で Google アプリの外観と操作性を統一することを目的とした社内設計の原則と規則のセットです。

ヴェルケーエン氏は、時間の経過とともに、Google の iOS 設計コンポーネントは「Apple プラットフォームの基礎が年々進化しているため、徐々にその基礎から遠ざかっていった」と述べた。