アップルのMac市場シェアは12月四半期に低下したと報道

アップルのMac市場シェアは12月四半期に低下したと報道

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パイパー・ジャフレーのアナリストは木曜、市場調査会社IDCの予備データを引用し、12月までの3カ月間にアップルのパソコン市場における世界シェアが2.4%に低下し、2四半期前の2.8%から低下したと述べた。

「アップルは前年同期比でシェアを伸ばした(2.1%から2.4%へ)ものの、前四半期比ではシェアを落とした」と、アナリストのジーン・マンスター氏は顧客向けメモに記した。「Macの市場シェアは、教育関連の売上が好調なため、一般的に9月四半期は高くなる傾向がある。」

同アナリストは、4月頃にAdobe Creative Suite 3.0がリリースされれば、Appleの市場シェアは「回復」すると予想している。「Appleのインストールベースの15%はAdobeのプロユーザーで、CS3のリリースを待ってから新しいMacを購入すると推定しています」と、同氏は顧客に語った。

マンスター氏はメモの中で、マック部門の感度分析によれば、マックの市場シェアが2007年暦年を通じて平均3.5%であれば、2007年度の1株当たり利益(EPS)の予測値2.59ドルは0.44ドル、つまり14%低くなると述べている。

その結果、アナリストは2007年度のEPS予測を3.03ドルに引き上げ、アップル株の目標価格も99ドルから124ドルに引き上げた。

「Macの売上は好調で、収益性は過去最高水準に達し、iPodの売上はAppleの市場規模を29%拡大させました」と、水曜日に発表された同社の第1四半期決算について同氏は述べた。「iPodユーザーの増加は、Mac、iPhone、AppleTVといった関連製品の将来的な売上増加につながります。」