Safari 1.3 開発者プレビューの内部

Safari 1.3 開発者プレビューの内部

Kasper Jadeのプロフィール写真カスパー・ジェイド

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独占情報 - Apple Computer は今週、Mac OS X 10.3 Panther 用に開発されバージョン番号 146 となっている Safari 1.3 Developer Preview 1 を開発者に提供しました。Apple Developer Connection のメンバーは本日、3.3 MB の Mac OS X イメージの形でパッケージ化されたブラウザ プレビューをダウンロードすることができました。

Apple は Safari 1.3 の配布の大部分にシードノートを同梱していないと報じられているが、情報筋によると、このブラウザには Mac OS X 10.4 "Tiger" でリリース予定の Safari 2.0 でプレビューされた機能がいくつか含まれているという。

Safari 1.3には、インストーラ画面の華やかさに加え、「Webアーカイブ」機能が搭載されています。この機能により、WebページがWebから消えてから長期間経っても、画像やリンクを含めた状態で閲覧できます。Webページを保存する際には、「Raw Content」または「Webアーカイブ」のどちらかを選択できます。

さらに、この Safari の開発者プレビューは、完全に書き換えられた JavaScript エンジンを搭載すると噂されていた Safari のアップデートと同じものである可能性があるようです。

Safari 1.3にはWebKitのアップデートだけでなく、新しいJavaScriptコンソールウィンドウに加え、新しい「JavaScriptGlue」フレームワークコードも含まれています。また、開発者向けSafariの「デバッグ」メニューが更新され、Safariのウィンドウの透明度、影の表示、背景のレンダリングを切り替える新しいオプションが追加されました。

Safari 1.3 の標準インストールでは、Safari 2.0 で期待される RSS リーダー テクノロジが有効にならないようですが、RSS インターフェース イメージなど、機能のフレームワークの多くはこのリリースに含まれているようです。

情報筋によると、新しいSafariブラウザでは、インターフェースの変更は「詳細」設定パネルにのみ見られるとのことです。ただし、設定の機能に変更はありません。

Safari 1.3 開発者プレビューを正しくインストールするには Mac OS X 10.3.4 が必要です。現在は英語版のみ利用可能です。

AppleのSafariウェブブラウザの最新出荷バージョンは、Safari 1.2.2(バージョン125.8)です。昨日のWorld Wide Developer Conference(WWDC)の基調講演で、Apple CEOのスティーブ・ジョブズ氏は、Safari 2.0バージョン146を搭載したMac OS X 10.4「Tiger」をプレビューしました。