ケイティ・マーサル
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iPhone 用 Apple Safari ウェブブラウザの専門的に開発された代替品が、Opera Software の研究所にすでに存在している。しかし、App Store への提出に関する Apple のガイドラインにより、日の目を見ることはないと言われている。
Appleは3月にiPhoneソフトウェア開発キット(SDK)が初めてリリースされた時点で、既にサードパーティ製アプリに対する公式見解を示していたことを考えると、今回の発表は異例と言える。カリフォルニア州クパティーノに本社を置くこの携帯電話メーカーは、Apple以外のフレームワークや言語を利用するサードパーティ製インタープリタを明確に禁止しており、その定義にはOperaのウェブレンダリングエンジンも含まれる。このため、Opera Softwareの変換ソフトウェアが近い将来にリリースされる可能性は低かっただろう。
それでも、このニュースは、Apple が自社コードの有用性に疑問を投げかけるようなアプリを拒否した最初の事例ではない。
ソフトウェア開発会社Almericaは先月、ポッドキャストのダウンロード・再生ユーティリティ「Podcaster」が、iTunesを模倣しているという理由で却下されたことを発見した。当時、iPhoneにはAppleの同等のアプリは存在しなかったにもかかわらずだ。しかし、最近のリーク情報によると、Appleは次期iPhone 2.2アップデートでポッドキャストのダウンロードを許可する可能性があるという。